人気商品はこぞって消費が扇動される。人気のある人物も、見方によっては商品と云えなくもない場合があるから、そういう方達の消費もまた、バブリーに膨らむ。 バブリーに膨らんだものはいつしか弾け、別の人気商品や人気者が台頭する。

良く切れる刃物は使い方を誤らなければ至極便利なものである。 しかしながら良く切れる刃物がなくても、人生を全うすることはできるので、結局のところ、芸術家は好きにしていれば良いのかも知れない。

全ての負の重圧がただただ自分へと向かって集まってくる。そこから逃れることと自分の生活の基盤を失うことが直結しているような場合は、その重圧の全てを受け止めて圧し潰されるか、そこから逃れて全てを悉く失うか、の二択を迫られてしまう。

とにかく日々を暇に過ごしているので、毎日毎日、起床するとその日をどう忙しく過ごすのか、用事を発明することが一番重要な用事である。 忙しく生きるために用事を発明することが何より忙しい。